日本のお米・その特徴

日本のお米・その特徴

株式会社 村上米穀 村上正明監修

粘り、柔らかさ、甘味、風味、すべてのバランス良し、一番の特徴は冷めてからのコシの強さ、弾力が優れている。柔らかめに炊くことも、硬めに炊くこともできる。条件が同じ目盛で炊いた場合、北陸富山、新潟岩船、東北山形、関東栃木が硬めで東北福島中通り、会津、新潟魚沼、佐渡、関東茨城が柔らかめである。魚沼、会津、飯山のコシヒカリについては一般的なコシヒカリよりも数段粘りが強く優れている!

コシヒカリ同様に粘り、柔らかさはきわめて大人しいが甘味に関しては、コシヒカリと同等、水加減を少なめに炊くと寿司シャリに適す、高品質地区だと、秋田仙北、岩手県南、山形置賜、関東産は米粒がつぶれやすいので要注意。

コシヒカリ同様風味と柔らかさがある、粘りはコシヒカリほどないが、冷めても柔らかさが持続するのが特徴、粒張りの良さも評価大、米の吸水率が大変良く炊き増えする、宮城、山形が平均に柔らかく、岩手、秋田がやや硬めである。硬めに炊くのは不向きなお米。

粘り、柔らかさが、さっぱりとしっかりめで、硬めタイプ、弾力と張りが有り米粒がつぶれにくく、米離れが良くおにぎりや寿司シャリ、シャリロボ用に最適である。甘味があり、飽きのこないお米である。

柔らかく、しっとり、さっぱりした食感で、味は濃くなく粘りはほどほど、そのため飽きがこなく朝ごはんに最適また魚料理にも相性が良い、温暖化の影響で品質が安定せず、倒伏もしやすく、病害虫にも弱い。今の濃い味の食文化の中では、味が薄いといわれるが、根強いファンが今も健在。ささにしき全盛期の時代には粘りほどほどと言うことから寿司米として良く使用されていた。

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